Weekend Painter - Aya Sakagami

ちまたでじろうちゃんとよばれる、週末画家の活動のお知らせです。

www.flickr.com

悪口

小学校の高学年ともなると女子たちは難しくなっている。
彼女たちの間で回っている「交換日記」がいじめの温床になってはいないかと問題になった頃、クラスの男子たちとともに、問題に気づきいち早く処理された日記帳を見た。

坂上さんむかつくとはっきり書かれていた。

その時は怒りよりも、ああやっぱりなとか、落胆と納得がごっちゃになったような気持ちだった。
授業中暴れたり出ていくわ駄々をこねるだけこねる子がむかつかないわけなかろう、とは気づいていた。その場で正規の日記帳に告発した。

みんなからそうやって思われているのが思い込みでないとわかり、中学になって暴れる精神を必死で抑えひっそりと生きようとするようになっても、通りがかった駐輪場で陰口を叩かれるのを見る。
ため息が出た。

どんどんまわりから置いていかれる学校生活をおくっていると、妹が難しい歳になった。
まわりの友達の悪口を母にぶつけるようになっていた。
誰それがめっちゃむかつくなど、毎日毎日車の中で聞かされ、つらくてつらくて、もうやめてくれと神さまにお祈りした。

それは自分のことを言われているように聞こえるから。
今日もどこかでそうやって言われている。


もう大人になれば、いろいろあるのだし、自分の心が整理されるのならば悪口ぐらいどうでもいいと思うけれど、心の健康には、よろしくないなあと、しみじみ思い出すのである。