Weekend Painter - Aya Sakagami

ちまたでじろうちゃんとよばれる、週末画家の活動のお知らせです。

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夏のワンピース

今日は地元のショッピングセンターでワンピースを買いました。普段使いの、コットンのシャツタイプのもの。法事でやって来た従妹に相談をして見たててもらいました。自分で選ぶとまたおかしいことになる!とビビってたので、ありがたい。あとこれええやんとなっても「でも裾上げ難しいな…」という物理的に哀しき問題が、ワンピースにはあります。

いつか「わたしのワンピース」という絵本みたいに、自分もまわりもうれしくなる、うたのような服が繕えたらなあと思います。

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「この夏、ワンピースが着たいと思ってて。私が着てもコスプレにならへんやつ。髪の毛も伸びたし」

子供の私には、女性の服も男性の服も、オシャレな服は身の丈に合わない。だからいつだって服装はなにかがおかしいと思う。

秋、色とりどりのバラの花が咲くバラ園で、不意に、好きだったあの人はどうしてるかなと思い出したとき、真夏の少年のように短かった髪は知らない間に伸びていた。まあどっかで適当にやってるかと、巨大アヒルを見上げ、バラ園で会えたらミラクルねと思った。髪はそのまま伸ばしておくことにした。

愛や笑顔を振りまき、どんどん綺麗になっていくまわりの女の子たちにひきかえ、なーんもない自分でいいのかと、鏡をみると、市松人形くらいの長さまで伸びた髪に、お気に入りだったはずの柄ジャージにぼろぼろのデニムという服装がミスマッチに映る。

慣れぬ髪をふにゃふにゃと触りながら、そうだ、ワンピースをきてみようと思いつく。

季節は春、夏がもうすぐやってくるから、風にのってふわりと出かけられるような、自由で、イキらず自分らしくあれるものがいい。そういう女性になりたいから。ああ、あとバラのアクセサリーも。